皇族・・・

ばぁばは戦後生まれだ。が、戦争が終わってそんなに経ってない頃生まれたので、祖父母や両親からは“天皇”についてよく話を聞かされた。「あんたみたいに寝っ転がったまま、”お天ちゃん”なんて言ったもんなら、“非国民”と言われて捕まっちゃってたよ」「話しをするときには、姿勢を正して敬い、言葉を選んで話さなければいけなかった」などなど・・・。戦争に負けたことで、日本人は急に民主主義を手に入れた。それはそれでまたの機会に記するとして、今回は皇族についての”たわごと”を・・・。

小さい頃から“皇族”は、そんな状況下の中、特別な存在だった。下々の一般庶民からしてみたら、“皇族”の世界は想像できない、絵空事の世界だった。今の上皇様と美智子様の結婚式を、こんな世界があるんだ・・・と、感動と驚きを持って、テレビ越しで見たことを覚えている。何かあるたびに映し出される皇族の世界を、憧れを持ってみた世代だった。そして、結婚しました、子どもが生まれました、何歳になりました、と赤ちゃんの頃から目にし、一緒に喜び、目を細めてきたばぁばだからこそ、皇族方の未来は特別なものなのです。

眞子様のご結婚内定が報道されたとき、嬉しさの中にも大丈夫かしら・・・と言うモヤモヤした気持ちが芽生えたのが現実となったのは、しばらく経ってから、お相手の小室さんの母親の金銭問題が明らかになったとき。あれから2年と半年あまり、何の進展も無く眞子様のお言葉が先日、公表されました。眞子様の一途で、一生懸命なお気持ちが窺われ、何の不安も心配事も無いご結婚ならば、どんなに良かっただろうに・・・と思います。 

あまりにも不誠実さが垣間見られる小室さんに、どうしても眞子様を嫁がせることに、ちょっと待って、考え直した方がいいよ・・・と声高々に叫んでしまう。(ばぁばは、小室さんと話したことも無ければ、会ったこともないので、どんな方なのか知らないので、本当のとこらは分からないのだが、世間の情報からの小室像ではあるのだが・・・。)   

秋篠宮様には月1回のお手紙が届いているらしいが、その中身をばぁばも知りたいのよ。小室さんが眞子様とのこれからをどう考え、どんな未来を描いているのか、綺麗な漠然とした言葉では無く、具体的に示してほしい。人のことだからほっといてくれ、と言うわけにはいかないのね、眞子様は宮様だから。そんじょそこらのお嬢様とは違うんだから!                             

で、眞子様にも一言・・・。“結婚”は、おとぎ話の甘い生活では無いですよ。”現実”ですから・・・。”夢・希望・期待”はあまり思い描かない方が良いです。

それにね、ばぁばは、根性曲がっているし、性格も悪い人間だから、汚いことを言いますょ。このままでご結婚なさるのならば、眞子様の持参金は拒否していただきたい! 宮様の持参金は、国民からのお祝い金ですよ。税金から支出されること、頭に入れていただきたい。手放しでお祝いできるご結婚ならば、諸手を挙げて「おめでとう! いいよいいよ、遠慮しないで気持ちだから持って行って」となるんだけどね・・・。なんかさ、お金がらみのトラブルはあかんです。つっかえるものがあります。今、弁護士になると言って留学なさっているお金だってどこから出ているのやら・・・。自分の私利私欲ためのご結婚で無いですよねぇ・・・。

宮様はご結婚なさると一般庶民となります。今まで、ゆったりとした雰囲気の中で、気配りも忖度もして貰って生きてきた宮様が、世間の荒波に身を投じられるわけで、開放感もあったり、幸せなときもあるでしょうけれど、傷つけられ、騙され、潰されるかもしれないそんな心配もあるわけで・・・。そんな時、今、何かと眞子様に守られている感のある小室さん、あなたに宮様を受け止め守り切れる人間としての器と力量と、ご覚悟がおありになるのでしょうか・・・。

 

老いぼれ”ばぁば”の独断と偏見の”たわごと”でした・・・。