英国の国葬に思う・・・

ばぁばが物心ついた頃からイギリスの女王は、エリザベス女王だった。イギリスの国王はエリザベス女王しか知らない・・・といっても過言では無い。25歳から96歳まで、70年・・・ イギリスの象徴として、フィリップ殿下と共に生きてきた。フィリップ殿下がお亡くなりになってからの、肩を落として礼拝堂に座るエリザベス女王の姿が痛ましく、心が痛んだ。そして・・・フィリップ殿下の元へ旅立たれた・・・深い悲しみと共に、ご苦労様・・・と・・・ 日本の片田舎で、ただ平凡な少女だった頃、憧れていた。おとぎ話がそのままそこにあるようで、国王だとか、王女だとか、王子だとか、純粋無垢だった頃のばぁばがそこにいた。前にも記したが、日本の天皇家に対しても、憧れていた時代だ・・・天皇万歳の時代は知らないが、自分とは違う世界で生きている、特別な存在だった。それは、女王が亡くなってしまった今でも、憧れの対象としていた気持ちが残っている。不思議な気持ちだ。あんな風に素敵な笑顔が出来る女王が羨ましく、あんなおばぁちゃんになりたいものだ、と思った。そこがだ、だんだんと年を重ね、ふてぶてしく根性が曲がって育ったばぁばは、どうしてもチャールズ新国王を心から受け入れられない・・・エリザベス女王国葬を見て感動し、国葬とは本来ああでなくてはならないはずだ!! と、安倍さんの国葬反対を叫んでいる。まずかったょ、岸田さん・・・やはり比較してしまいます・・・女王にとっては、一緒にしないでょ・・・と仰るでしょうが、ごめんなさい・・・あなたの国葬が余りにも素敵すぎて、感動して、純粋に、心から哀悼の気持ちが示された。だからこそ、どうしても許せない気持ちがふつふつと・・・ ばぁばはイギリス国民ではないのでいろいろ言える立場では無いが、チャールズ新国王の隣で神妙な面持ちで(怖い顔していたと見えたのはばぁばのひがみか・・・)行動しているカミヤ夫人を見ると・・・悲しい思いに駆られる・・・ 全国民が(全では無いのかもしれないが・・・)悲しみに暮れ、女王の旅立ちを見届け、前に進もうとしている姿を見ると、国葬が疑問視され、反対が6割に届く日本の国葬が、恥ずかしく、情けなく見えてしまう・・・ カミヤ夫人の事は、人間出来て無く、心が狭いばぁばだからと、反省する部分もあるのですが・・・

今頃エリザベス女王は、フィリップ殿下と肩並べて、素敵な笑顔で雲の上から下界を見下ろしているのかな・・・その横にはダイアナ元妃もいたりして・・・ 3人とも、本当に笑顔が素敵だった・・・ 安らかに・・・深い哀悼の意を・・・ゆっくり休んで下さい・・・

 

 

話しはガラッと変わるが、どでかい台風がここ2週間ばかで2つも日本に来た。一つは韓国にも甚大な災害をもたらし、後から来た台風は九州・山陰・東海・四国等に爪痕を残して去って行った。地球温暖化により、日本に近づき、通過する台風が大型化、巨大化している・・・ 政府は何しているのだろうか・・・ 地球に優しい再生エネルギーを推進する方向に舵を切る姿勢が見られないどころか、人間が対処できないゴミを出す原子力を進めようとしている。止めることは出来ないの? どうすれば間違った方向に行こうとする岸田さんに、声を届けられるの? 聴く力が岸田さんの得意とすることらしいが、それは”嘘・うそ”でしたね・・・旧統一教会の対処にしても、国葬にしても、納得いかない事ばかり・・・支持率が下がっても致し方ないこと・・・少しは期待していたのだけれど・・・残念です・・・  経済にしても、企業が潤えば一般庶民もそのおこぼれで、豊かになるなどとほざいていたペテン師の安倍さん・・・(シャンパンタワーの如く・・・という言葉、忘れられないなぁ・・・)あの世で、今、何を思う・・・

庶民のための庶民の政治・・・国際社会のことはよく分からないが・・・駆け引きだとかなんとか? 同じ人間同士、言葉も風習も違うが、対話でなんとか折り合い付けて、少しでもお互いわかり合え、平和に事を運んでいけるようになれば、本当に良いのにね・・・そう、ならないのかなぁ・・・

 

 

 

老いぼれ”ばぁば”の独断と偏見の、”たわごと”でした。