経験したことのない・・・

ばぁばが、“経験したことのない”ことがず~と、一年近く起こっている。

“コロナ”君だ。こんな世の中になることは想像もしていなかった。昨年の今頃は、得体の知れない感染症が流行り始めたって・・・が、2月には、全学校関連の休校・不要不急の外出自粛・営業休止・出勤自粛・・・人の動きを止める・・・になった。東京では100人前後の感染者でオタオタしていたのに、今じゃ1,000人、2,000人規模で感染が広がっている。改めて、東京には何人の人が住んでいるわけ?なんて思うのですが、なんかばぁばは感覚が麻痺してきているのか、お~!とは思うものの、あまり危機感が感じられなくなってきたことが、恐ろしい・・・。感染症というのは、風邪にしてもインフルエンザにしてもコロナにかかわらず、人が動けば蔓延する。当たり前のことだ。GO TO 関連の行動がエビデンスではないと菅さんは言うが、“人が動けば”からすれば、大いに影響していると思うのですがね。「国民の皆様にご協力いただいて、この感染拡大を止めていきたい」と菅さんはおっしゃるけれど、まあ、大きな期待はしない方がよろしいかと・・・お願いばかりでは人は動きません。それなりの見返りをしないと。日本人だからと、高をくくっていては取り返しのつかないことになります。日本人を買いかぶってはいけません。菅さん、”自助”と言いますょね。政府も人任せではなく、政府の”自助”でこの国難を乗り越えてはどうですか?・・・と、嫌みを言いたくなりまね。

“経済”は“人が動いて”なんぼで、回っていくんだと、改めて思う現状ですが、“コロナ”と同じですね。同じなら平行して世の中を回していくのは至難の業な訳で、無知で良い解決方法など思い当たらないばぁばは、オタオタ状態ですわ。よく菅さんは、”専門家の人”やらを出していろいろおっしゃるのですが、決定するのは政府であって、全ての責任は政府であるのだから、そのお言葉は空しく聞こえてしまうのですわ・・・。経済が回らず、閉店や倒産、給与やボーナスも支給されず、生活が困窮されている方々が多くいらっしゃる・・・。そこへの支援など、なにかいい解決策はないのでしょうか? 国民が困窮しているのに、国会議員はのうのうと満額のボーナスを貰っていることにも、スッキリしません。スッキリしないことばかりで、モヤモヤ感満載です。

“経験したことのない”という言葉を、最近よく耳にするようになったです。”気候変動”のことです。”経験したことのない台風・暴風雨・大雪etc etc"。”自分の身を守ることをまず考えて行動して下さい”・・・何でこんなことになったのか・・・? 人間が便利さや私利私欲、自分のことしか考えず行動したことで、変わってきた地球の環境・・・。その環境に素直に反応したに過ぎない自然の姿。人間と人間が争ってる場合ではない。まずは今、目の前にある自然に目を向けなければ、自然によって人間は滅ぼされることとなると言ってしまうのは過言か・・・。"天災”はしょうがないと思っていたが、"天災”="人災”となると、仕方ないでは片付けられない。自然の驚異の前では、人間は無力だ。そこのところ肝に銘じて、これ以上災害で苦しむこと無いよう、努力していかなければ行けないのでは無いでしょうか。

10年前の東日本大震災で明るみになった"源発”問題・・・。人によって作られたそれは、”ゴミ”が出るという。しかもその”ゴミ”は、片付け困難な”ゴミ”という。安全神話も壊れた。あの事故で、故郷を追われ、住むところも無くなり、何人の住民が10年経ってもなお心を蝕まれているか・・・。あのとき、なぜ日本は”脱原発”へと動かなかったのか・・・未だに不思議だ。”脱炭素化”と菅さんはおっしゃっているが、”源発”ではなく、自然の再生可能エネルギーに舵を取っていただき、人間と自然が上手に共存できる、本来あるべき地球環境を目指していただきたい。そうすれば野生動物との共存だって楽になるはずであると、ばぁばは思うのである。

 

老いぼれ”ばぁば”の、独断と偏見の”たわごと”でした